篆書でGO!

「篆書」は「てんしょ」と読みます。篆書というのは簡単に言うと印鑑につかわれるような昔の書体です。皆さまも既に「曉に死す」のロゴを御覧になってると思いますが、あのような字です。

これが調べてみると奥が深いもので、図書館などで篆書の字典を読み漁るとへんな字形がわんさか見つかります。それをここで紹介しようというこころみです。じつは篆書にも大篆とか小篆とか金石とかいろいろあるようですが、ここではあまりこだわらないです。

ちなみにここには特異な字形を集めておりますので、もし自分の印鑑をつくりたいなどの理由で「ふつうの」篆書を知りたい方は、ちゃんと字典で調べたほうがよいでしょう。

なお載せている字形は、下に挙げた字書から字体をスキャナーで取り込んだものです。従って漢字の歴史上どこかで書かれた(或いは刻まれた)ことは間違いありません。現代のコンピュータの中で符号化された漢字には失われてしまった、漢字が本来持つ「字体の自由さ」を今こそ見なおすべきでは! などといったかたいことは抜きにして、まずは見て楽しんでいただければ幸いであります。

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北村曉 kits@akatsukinishisu.net