徒書

2002年5月分。


携帯電話を交換する

もともとそれほど頻繁に使うこともないので、IDOの電話をずっと使っていたのだが、auから無料で機種交換ができるとの葉書がきたので、駅前にあるauの店へのこのこと交換しに行く。

* * *

店に行く途中で、すごく長いひもに犬をつないで歩いている人を見かけ、思わず振りかえって眺めてしまった。3mはありそうなひもだった。つながれた犬はちっちゃかった。

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かくして、携帯電話でのメールとウェブ閲覧が可能となった。折角だから携帯電話向けのページ作りなども考えるべきかと思ったのだが、うちのページはそのままでも閲覧できるようだったので、考えるのはもうしばらく保留。

(2002年5月2日)


2002年5月3日

ふらりと出かけようとして駅前まで行き、ある所へ立ち寄る。

――そうか、ゴールデンウィークになるとさすがにATMも休むのか。

ふと財布を見ると、せんえんさつがいちまい。

素的なゴールデンウィーク後半の幕開け。

* * *

俺ぽーたるのしまけんさんにGoogle iモードを教えてもらいました。感謝です。:-) EUCなどで書かれたページもシフトJISへコード変換してくれるところがよいですね。ちょうど他サイトを見て文字化けするのをどうしようかと考えていたところでした。

(2002年5月4日)


XHTML Media Types

少々おそめの言及になりますが、マーク付けノート5月2日より。

草案ラッシュに埋もれていて読むのが遅れましたが、これは結構一大事です。このノートの要旨は概ね次の通り(概要も参照して下さい)。

XHTML 1.1 / Basic などの XHTML ファミリ文書は application/xhtml+xml として公開されるべき (should) であり、メディア型 text/html の使用は HTML 4.01 などの旧来の HTML に限るべき (should) である。ただし、XHTML 1.0 文書の場合には、旧来の HTML との互換性を考慮してあるものについては text/html も許容する (may)。

ううむ。確かに一大事。

何が一大事かというと、大抵のブラウザではaplication/xhtml+xmlというメディア型に対応していないので、これをそのまま実行すると、ほとんどのブラウザではXHTMLで書かれたページを読めなくなる(ダウンロード画面などになる)のです。aplication/xhtml+xmlへの対応状況についてはねこめしにっき5月2日に詳しいです。

該当文書はNoteであり勧告Recommendationではないので、まだ本決まりなわけではないですが……(Publication of this Note by W3C indicates no endorsement by W3C or the W3C Team, or any W3C Members.)。

aplication/xhtml+xmlについては、XML/XHTML関連規格の最新情報で見知ってはいたものの、これは従来のものを置き換えるのではなく、text/htmlも依然として有効です、とあったので、まだtext/htmlも使えるものと考えてました(でもこの記述は前をよく読むとXHTML 1.0向けのものですね)。なのでこのNoteには内心突然降って湧いたかのようにじたばたさせられてしまいました。ちょっと反省。

さて、このサイトも主としてXHTML 1.1で書かれているのですが、その動機と言えば、XMLとして云々ということを考えてるわけでもなく、単に「ルビを使いたい」というものでありました。とは言え漢字ページなんてのがあるのでルビがある方が何かと便利であり、それを手放すのは惜しい。かと言って一般の読者さんに読んでもらえなくなるのもかなしい。となるとすべきでないshould notと言われつつも現状通りXHTML 1.1をtext/htmlで公開し続けるしかなさそう。しかしすべきでないことを敢えてするというのも心苦しいものがあります。

XHTMLは新しい規格ですが、1.1までは旧来のHTML要素名を多く引き継いでおり、そのため旧来のHTMLを対象としたブラウザでも読むことが可能であるのは一つの利点だと思います。XHTML 2.0のように要素名がすっかり変わるものならまだしも、現時点でXHTML 1.1までにもaplication/xhtml+xmlを適用するのは、非対応のブラウザを排除することになり、その結果XHTMLの規格を一般から遠ざけることになりはしないか……とも思うのですが、どうなのでしょう。

* * *

マーク付けノートでのコンテントネゴシエーションテストを試してみたところ、Mozillaでは0205.xhtml、IEでは0205.htmlと期待通りの動作をしていました。しかしこのネゴシエーションはどういう優先順位できまるのか?という疑問が浮かび、試しにView HTTP and HTML Sourceで転送の様子を見てみました。

Mozilla 1.0 RC1で見てみたところ

will send these HTTP Request headers:
Accept: text/xml,application/xml,application/xhtml+xml,text/html;q=0.9,text/plain;q=0.8,video/x-mng,image/png,image/jpeg,image/gif;q=0.2,text/css,* * */* * *;q=0.1
Accept-Charset: UTF-8, * * *
Accept-Language: ja, en-us;q=0.80, en;q=0.60, zh;q=0.40, ko;q=0.20
User-Agent: Mozilla/5.0 (Windows; U; Win98; en-US; rv:1.0rc1) Gecko/20020417
Host: math.oheya.to

なるほど、ブラウザからサーバに渡すAcceptヘッダによって決まるようです。

ちなみにIE6で見てみたところ、Acceptヘッダはこのように。

Accept: application/msword, application/vnd.ms-excel, image/gif, image/x-xbitmap, image/jpeg, image/pjpeg, * * */* * *

Word文書のメディア型がトップにくるとは思いもよらないことでした。

参考リンク

(2002年5月5日)


pre要素とoverflowとMacIE

昨日、pre要素にoverflow:scrollを指定するようスタイルシートを変更してみたのですが、その後で首領さんからの指摘あり。

要素内容が消えてしまうとは。うーむ。

そもそものpre要素のスタイルを変更した理由は、WinIEでは当サイトのスタイルで出てくる右の枠線がpreの内容幅の分だけ横に飛ばされてしまうからでした。Mozillaでは枠線の位置は変わらないのですが。

で、なんとか右枠線がそのままになるようにと色々試した結果がoverflow:scrollだったのです。しかし内容が消えてしまうのはスタイルが崩れるよりまずいことであり、しばし黙考。で、三日坊主++の部屋注意点,ブラウザ振り分けを参考に、MacIEにはoverflow:scrollの指定が効かぬよう、

@media screen {
  pre { overflow:scroll; }  /* * *MacIEよけ* * */
}

としてみました。

その後、近所のPC店に出かけてMacIEでの表示を確かめてみたところ、果たしてWinIEで起こっていたような右枠線飛びもなく、Mozillaと同様枠線はそのままでpreの内容がはみ出した表示となってたので、胸をなでおろした次第。

※WinIEがこのへん直してくれればoverflow:scrollを指定せずに済むのですが。

(2002年5月6日)

追記: 現在はSSIによりブラウザ判別を行い、WinIE5,6には別のスタイルシートを読ませる方法をとっています。WinIE5用のシートのみにpre { overflow:scroll; }を適用し、@media screenは外しました。

(2002年7月9日)


2002年5月5日

めずらしく季節に合わせた表紙絵を描いてみました。当日になってから描くというのがなんともはやですが。

[端午の節句のアカシーくん]

描くにあたり、折り紙の兜を実際に折ってみたのですが、折っていると敢えて述べるのも憚られる或る検査で使われる紙コップのことを思い出さずにいられませんでした。あれは今でも使われているのだろうか。

たなびいてるものの正体については篆書でGO! 3を参照。

(2002年5月6日)


2002年5月8日

青空文庫XHTML1.1を導入したとのこと(俺ぽーたる5月7日経由)。ルビもXHTMLのルビ要素を使用してます。ソースを見るとDublin Coreが使われたりも。本格的だ。

仕様に準拠するページが増えるのには何となく嬉しくなります。より読みやすくなったこともまた嬉し。5月7日に追加された作品宮本百合子『ヴァリエテ』も、面白く読みました。

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Mozillaでルビ表示の話も、きちんとした文書としてまとめておこう……

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非JIS漢字表現GW中に文書化しました。あまり需要は無いとは思いますが、一応。

(2002年5月9日)


initial T

バイクでよく通る道の途中に、トヨタの車買取り店"T-UP"があるのだが、看板のロゴをみるたびに清涼飲料の"7 UP"を思い出してしまう。

緑の背景・赤と白の色づかいはもとより、Tと7も字形的にちょっと似てる感じなのが、ますます心を落ち着かなくさせるのだ。

T-UPのロゴを決めるときに、「それ"7 UP"に似てますよ」とそっと助言する人はそばにいなかったのだろうか(嘆息)。

(2002年5月11日)


a要素のname属性

また遅めの反応ですが、マーク付けノートの5月9日、#2 青空文庫が XHTML 1.1 を導入より。

# でも、name="02/5/7" ってのは、リンクを張る側としては微妙な気持ちになるんですが…(name の値にスラッシュは使えません)。

自分もリンクを張るときに微妙な気持ちになったのですが、a要素のname属性の値はCDATAだからよいのかとも思いました。後で、URIの書式として#の後にくる文字列(fragment)にスラッシュが入るのはどうなのか、ということも気になったのですが、仕様書からRFC2396を辿って読んでみると、

      fragment      = * * *uric
      uric          = reserved | unreserved | escaped
      reserved      = ";" | "/" | "?" | ":" | "@" | "&" | "=" | "+" |
                      "$" | ","

とあるので、fragmentにスラッシュが入るのもありなのか、と。

※読み方を誤ってるようであれば遠慮無くつっこみ下さい。

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などと調べた末にページ内の該当記事の箇所にリンクしたところで、今の「そらもよう」は来年には別のページ(soramoyou2002.html ?)に記事が移ってしまうようであり、なんともかんとも。←語尾にごし

(2002年5月14日)



Re: div,span厨

実のところ自分もCSS2仕様書邦訳にあるのを試してみただけなので、「教えていただきました」と言われると気恥ずかしいものが。.olのスタイルは12.5.1 カウンタの入れ子と作用範囲からとりました。附記A: HTML 4.0におけるスタイルシートの例も参考になるかと思います。

hrのスタイルは、

.hr {
  display:block;
  border-top-style:groove;
}

てな感じでいかがでしょう。タグは<div class="hr"></div>で。

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例えばXMLをCSSを使ってプレゼンテーションする場合には、当然スタイルは一から定義しなおすことになるわけで、それを考えるとHTML要素のスタイルをCSSで再定義してみるという試みは十分有意義なものと思います。

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Mozilla 1.0 RC2だと、.olのカウンタ表示がぜんぶ"0."になってしまうのが何とも。RC2になってナビゲーションバーが無くなったのも惜しいので、常用ブラウザをRC1へ戻してみたり。

(2002年5月14日)


2002年5月19日

時々は、何もせずにぼうっとしている時間がないと生きていけない気がする。金銭よりも暇が欲しい。お金なんかはちょっとでいいのだ

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公園で散歩していると、少年野球の試合をやっていたので立ち寄って見てみる。

見ていると、野球の技術のひとつひとつ――ストライクをちゃんと投げることとか、すごいいきおいの球をバットではね返すこととか、送球をきちんと受けることとか――が、とても難しいことであるのが実感させられる。彼等程にプレイできる自信は全くないことを自覚しつつ、敬意を持って観戦した。

ちなみにTV放映のプロ野球は、見ているとすぐ眠くなってしまう。競技自体は別にきらいではないのだけれど。

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ファミリーマートでグラタンを買い、ついでにレンジで暖めてもらったのをいざ家で食してみると、大抵は中まで火が通っていないままだったりするのだが、そんなグラタンの味も決してきらいではない。

(2002年5月20日)


2002年5月20日

雨になるとバイクのエンジンがすぐ止まるので、ビニールで取り敢えずの雨よけでも作ろうかとしていたところ、通りすがりの人にアドバイスを頂きました。有難いこともあるものです。感謝。

と同時に、己のバイク知識のなさに反省もしたものでした。原因については漠然とエンジン内の水分が多くなるからかなとは思っていても、プラグコードのところで漏電している可能性については今まで全く想像できずにいたのです。

(2002年5月21日)


『言葉 言葉 言葉』消失

言葉 言葉 言葉』が無くなってしまったのはとても残念。まだ正字正かなについては多くを学ぶ前だっただけに。

もっと影響を受けている点を言えば、やはりPC TipsでのHTMLの解説は非常に参考になったし、正しいHTML+CSSを実践する他の多くのサイト(いわゆる「CSSコミュニティ」)を知ることができたのも、記憶を辿れば闇黒日記を通してだったように思う。

……その他様々な感慨を抱きつつも、今はサイトが復活するのを待つと致します。

それまでは清沢洌著『暗黒日記』を読むとしよう。岩波文庫版を古本屋で見つけたので、以前に買っておいたのだった。

(2002年5月31日)

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その後、6月2日に復帰していました。よかったよかった。

(2002年6月8日)


2002年5月31日

PCをアップグレードしようと急に思い立ち、新しくCPUとマザーボードとメモリを購入。部品を交換してどうにか使えるようになったか……と思った矢先に突然電源が切れ、以降電源が入らなくなってしまいました。というのは一昨日の話。

昨日、元の部品に取り替えたりして動作確認したところ、どうも電源が、出力が足りなかったために壊れたようなので、さっそく近所でより出力の大きいものを購入。それを使って、どうにか動くようになりました。

速く動くためにはやはり多くのエネルギーが必要なのだなと実感したのでありました。

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湾み岸に捕捉されてました。どうもです。>湾岸道さん

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CSS関係者に37の質問の回答者リンクダイタさんの回答へのリンクを追加しました。

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ところで、サイト名も名前も「暁」でなく「曉」なのです。……とは普段自分からは言い出しにくいのですがたまには主張してみます。

(2002年5月31日)

北村曉 kits@akatsukinishisu.net