Elementオブジェクトの変数名のつけ方

海馬日記 - 『Crossing Hatena Version 2006-05-26』をちょっぴり改良を参考にしまして、crossinghatena.user.jsdiv要素を使うのをやめてXULの要素を使うよう変更しました。今は boxmenubarmenu (以下略) という構造になってます。

実を言うと、div要素を使っていたのは、XULの要素はstyle属性をスクリプトで変更できないものと思い込んでいた所為なのですが、御蔭で誤りだと気づくことができました。感謝です。

ところで、『Crossing Hatena Version 2006-05-26』をちょっぴり改良では以下の指摘もありました。

ところで。divといふ變數名はオブジェクトの内容(タグ名)に強く依存してゐるので、見てのとほりかういふ變更に弱い。まるで「<em class="green">」「em.green { color: red; }」云々。タグ名を變數の名前にするのは、出來れば避けたはうが良いと思ひます。

うーん。プログラミングは素人なので間違った認識なのかもしれませんが、DOM1的な方法で要素を組み立てる場合において、要素名に基づいた変数名でElementオブジェクトを参照するのは、避けるべきというほどのものではないのでは。

もともと、HTMLやXMLの要素名(タグ名)は構造を表すような適切な名前がつけられていると思いますので、変数名としても分かり易いように思えます。逆に、それとは別で、構造を表した適切な名称を考えるのは結構難しいような。そういう部分で頭を使うのはプログラムの目的から逸れた、やや余計な労力のような気もします。

また、自分が後でソースを読む場合、または他の人がソースを見る場合においても、要素名に基づいた変数の方が、それが何を表しているのかが分かり易いのではないでしょうか。別の名前にしてしまうと、その変数が何要素かを知るために、createElementするところまで遡って確認しなければならなくなりそうです。

「変更に弱い」と述べている点については、変数名もエディタの置換機能で一気に変換してしまえばさほどの労力ではないように思います。