短編における字数について

ユウさんの走り書きで、短編作品の字数についての言及を拝見。

問題は千字に満たない作品を減点する読者(投票者)が存在することだ。この場合、推敲しても千字に届く訳がない700字程度の作品は初めから不利となる。

運営者としては、字数1000字以内というのは単に競うための制限であり、1000字に近づけたりぴったりにすることにはあまり意味はないと思っています。それは決まりのところでも「作品に合った長さでお願いします」と書いているとおり。個人的も、短くて面白い作品を幾つか見てきたので、作者の方にはあまり字数を気にせずに中身重視で書いて頂きたいところ。

ところで1000字に足りないことがそんなに負の要因となるようなら問題ではあるので、一応結果ページを「字数」で検索などしてみました。見てみると1000字に足りないことを不満とする感想もある一方で、短くて(も)良いという感想もところどころあるので、それほど気にすることはないように思います。

(2004年5月26日)

北村曉 kits@akatsukinishisu.net