10月7日

コンテキストメニュー拡張の検索サイト追加には既に対処がされました。有難うございます>piroさん。辞書ひきに大いに活用してます。

SFといえば最近はS*x Freandの略だと最近とある掲示板で見かけたのですが、検索してみるとまだScience Fictionがまさっているようで一安心。一応もとSF研なもので。

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コンビニに入ろうとしたところ、入り口の傍に一人の犬を連れた少年が立っていた。立ってるだけなら気にならなかっただろうが、なぜか爪先立ちして中を覗きこんでおり、そのわりに店には入ろうとしない。店内に何か興味を惹かれるものでもあるのかなと視線を追ってみたが、特にそれらしきものは見当たらなかった。不審に思いながらもコンビニに入る。連れていた犬が、紐を引っ張り過ぎて斜めに立っていたのが妙に可笑しい図であった。

中で牛乳を二本を購入し、店から出てみると、今度は犬を連れた中年男性が立っていた。またもや店内を覗きこんでいる。視線を追ってみるが特に目だったものは見当たらない。思考はますます混乱した。このコンビニには犬連れの人が惹かれる目に見えない何かがあるとでもいうのだろうか?

が、納得は程なくやってきた。よく見ると犬は先刻少年が連れていたのと同じ犬であったのだ。ということはつまり、おそらく少年と中年男性は親子であり、双方とも買いものがあったのだが犬連れでは入れないため、片方が買い物をしている間片方が犬を連れて待つということをしていた、のだろう。改めて店内を見たら、先ほどは気づかなかったが少年も確かにいた。納得いく説明をみつけられ、平穏な心で家路に向かうことができた。

というのは推測に過ぎず、実は……!と続けられればいいのだけれど、もしそうだとしても最早自分にはあずかり知らぬところであります。

(2001年10月7日)

北村曉 kits@akatsukinishisu.net