短編第43期作品についてのメモ。
注意書き
- 短編第43期の作品について、読んで思ったことなどをメモしています。
- 署名が無いコメントは北村の書いたものです。
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- 万が一のため、自分の書いたコメントについてはどこかにバックアップを取っておくことをお奨めします。
- 北村の☆基準
メモ
#2 レシピ (するめ)
#4 魔法の矢 (神崎 隼)
#5 定例閣議 (笹帽子)
#6 TOZ (朝野十字)
- ☆ この世界観はちょっと好きです。
- 「迫出した」を「ハクシュツした」と読んでしまった。「迫(せ)り出した」の方がよいような。
- 「薄高く」はどう読むのだろう。
- 「薇」と書いたら植物のぜんまいだと思うが、螺子(ねじ)と並べたところを見ると機械のぜんまいを意図しているようであり、違和感あり。
- 「棠梨」は「ずみ」と読むのか。知らなかった。
- 怜亜はどこからこの光景を見てるのかな。
#9 光 (asmy)
- ☆ 歯磨きは大事だなあ。
- ヴーはいつまで続いたんだろう。
#11 トカゲ (藤水木)
- ☆ 三者の緊張感が面白い。
- トカゲにまぶたは無いんだっけ…(検索)…トカゲにはまぶたがあるが、ヤモリにはない(固着している)らしい。
#12 港町では (三浦)
- 天国と地獄って何なのだろうなあ、と考えさせられました。
- ☆☆ 巨大巻貝には気の毒だけど、めでたくて何より。
#15 雪の庭 (真央りりこ)
- ☆☆ 冒頭の一文のすごい怖さに、一気に引き込まれました。
- これもまた好きな世界です。
#16 風の子 (冬口漱流)
#18 慎重な男 (負け犬)
- ☆ 慎重なところは面白かった。
- オチにはもう少しインパクトがほしいような。
- ☆☆ いかんともしがたいけれどしょうがない。
- 小野小町の歌と併せて読むとしみじみと来ます。
#20 南風 (宇加谷 研一郎)
- ☆ いい伏線だなあ。
- 折角だから眉毛もオチにつなげてほしかったので☆一つ。
- リモアのスーツケースを知らなかった。
#21 上空 (川野直己)
- ☆☆ なんとなく身の引き締まる思い。
- 登場人物が一人のみで一人称で語られる小説を面白く書くのはとても難しいことだと常々考えているのですが、この作品はこの書き方がとてもいいと思います。
- あらのさん意見「この作品自体が、悲しいとか嬉しいとかそういった言葉で言い表すことの出来ない感情的なものを描いたものだ、と思うからだ」には自分も賛成です。
#22 洗物 (ぼんより)
- ☆ 息子さんえらいなあ。
- 作中ではあまり描かれていなくとも、「私」の嬉しさがすごく伝わってくるような気がします。
#23 小鳥電車 (紺詠志)
- ☆☆ 紺さん作品の持つ「ナンセンス」が新たな境地に達しつつあるような。第41期「祖先は朝に招く」も含めて。
- 自分もインコ知識を思い出しました。:-)
- 確かにそれ以上になりようがないよなあ。
- 海坂さん感想。小鳥は「彼女」の前にも色々な人の肩を転々と移動していたのだと自分は解していました。
- 「名前は、『悪い上司』にしました」に対する「いいと思います」という応えがいいと思います。
- 地獄だけ特別扱いしているような。
- Google ローカルだとheavenと打ってもhellと打っても幾つか結果がでますね。
- 二足のわらじを履く、という言葉と使い方があっていないような気がする。
#26 ニューオールダー (るるるぶ☆どっぐちゃん)
- ☆ ロックスターの男女、博物館の館長、どちらの生き方もありな気がします。
#27 目玉 (曠野反次郎)
- ☆☆ 「曲げてはいけない方向に…」で、堪えきれなくなりました。:-)
- ぬめってるのかー。
- 1000字小説でペンギンが出るとシュールな話、という先入見があったのでやや期待薄だったりしたのですが、いい感じに裏切られました。
他の人の感想