各作品についてのメモ(途中まで)。
注意書
- 短編第24期 http://tanpen.jp/24/ の作品についてのメモ。どなたでも書き加えて構いません。
- 記名する場合は、行の終わりに「--名前」と、匿名の場合には「--匿名」と書いておいて下さい。
- 万が一のため、自分の書いた文についてはバックアップを取っておくことを推奨します。
#1 ペットの効用(戸田一樹)
- http://tanpen.jp/24/1.html
- 語り手が女だと分かったのが「平然と虫篭を…」のところで、それまで漠然と男かと思っていたのでやや混乱しました。--北村
- 「無邪気に苦笑い」というのが、ゴキブリを飼っていることを知っていての反応なのか、冗談だと思っての反応なのか、判断が難しいところ。--北村
- 隠れてゴキブリを飼うというのは面白そうではあります。--北村
#2 落下(くえ)
- http://tanpen.jp/24/2.html
- 描写もさることながら、最後から2行目の文でちょっとヤられました。--北村
- 落下もの(?)といえば林さんの「アルジェリア」がありますが、どちらかというとこちら(「落下」)の方が好きです。--北村
- 第三の落下ものは果たして現われるだろうか!(ト無意味に煽ってみたり)--北村
- と書いた後で思い出しましたが、そういえば川島さんの「落ちる」もありました。他にはあったっけかな。--北村
- 若干違うかも知れませんが久遠さんの「高き場所より飛翔して」も落下ものに分類できそうな気がします。--野郎海松
#3 夢(長月夕子)
- http://tanpen.jp/24/3.html
- 「落下」と被っているとはあまり思わなかったです。>長月さん感想 --北村
- そうですか。読みが甘いですね、私は。甘い甘い。--長月
- はじめまして、上の小説を書いたものです。僕はこの作品を読んで、それほど似てるとは思わなかったです。奇抜で面白い作品だと思いました。こういう書き方もありか!と打ちのめされた感じです。出来心の様な軽いつもりで投稿したので、自分の作品に自信がないです。もし、似ている部分があるのなら僕の作品がこちらの作品に迷惑を掛けていないか心配です。--くえ
- ラストの処理で「ただいまお悩み中」を思い出しました。--野郎海松
- くえさん>いや本当に申し訳ないのはこちらのほうです。私の浅はかな感想によりご迷惑をおかけしまして本当にすみません。どうぞ、ご謙遜なさらずに。
- 野郎海松さん>まさにそのとおりですね。二番煎じでした。まったく気がつかなかった自分に恐怖です。--長月
- いえ、二番煎じそれ自体は悪くありません。むしろそれぞれのアプローチを楽しめてお得です。ただ単純に思い出しただけでして(笑)--野郎海松
#4 アイ・シィ・ユー(めだか)
#5 キャンドル(広田渡瀬)
#6 微睡(久遠)
- http://tanpen.jp/24/6.html
- 人間は、滅ぼすものの夢に現れるほどの存在になれるのだろうか(なかなか難しいことではないかと思います)。--北村
- 私自身最近一行ものにはまっているので、おお短編にも一行ものが登場したか、と、そういう意味ではちょっと嬉しい。--loki
- けれど内容に関しては練りがいくらか足りないように思われた。「ビル」や「巨獣」という言葉が出てくるところを見ると、視点はこの「巨獣」にないか、あるとすれば巨獣はそれがビルと呼ばれている建造物であることを認識していることになる。仮に視点が巨獣にあるとすると彼は「小さなものども」も「人間」あるいは「動物」であることを認識しているのではないか? 逆にそれが何と呼ばれているかは知っているが敢えて「小さなものども」と読んでいる=彼にとって呼称は重要ではないのであれば、ビルをわざわざ「ビル」と呼ぶだろうか。
視点が巨獣にない場合でも、不整合とまではゆかないかもしれないが、「ビル」という、いわば客観的な名詞と「小さなものども」という主観的な表現が混在している点が気になった。--loki
- また、一行ものでは物語のどの部分を切り出すかがポイントになると(勝手に)考えているのだが、『微睡』では終幕を描いている=これ以上の物語上の進展はないように感じられた。これは好みだが、そのあとにまったく変化のない情景描写のみで物語が完結しているのはやや惜しい。--loki
#7 猫の記憶(Shou)
#8 花火の子(黒木りえ)
- http://tanpen.jp/24/8.html
- あ、これはもしかするとまゆのでてくるシリーズの前の話ですね。→眠り姫、杏 --北村
- しかも禾耶ということはさなぎや再会のシリーズでもあるということか。うわ。--北村
- 自分は好きなシリーズなので読めて嬉しいですが、単体作品として票を得られるかは微妙なような。というかこのシリーズはまとめて読めるようにして頂きたいところ(とか言いつつ覚えている限りは自分でリンクしてみたり)。--北村
#9 ジンセイ(稍)
#10 人生は必要なのか(Mori Wahei)
#11 内祝(桑袋弾次)
#12 エンジェリング(神藤ナオ)
#13 ハチミツ23号(安南みつ豆)
#14 一冊の日記(三浦)
#15 不明(西直)
#16 のこったのこった(江口庸)
#17 とにりさられる午後(朝野十字)
#18 千夜一夜(野郎海松)
#19 イタリアのものが好き(Nishino Tatami)
#20 ■□■□■□1/2(逢澤透明)
#21 赤土に死す(川野直己)
- http://tanpen.jp/24/21.html
- あ、やはりサイト名パロディでしたか(頂いたときはどっちかなーと思いましたが)。自分もそーゆーのは好きなので大いに歓迎です。どもども。--北村
- 赤土の関わりが間接的っぽいのが惜しく感じました。--北村
- 「殺鼠剤」はふつう「さっそざい」かと。参考: goo国語:殺鼠剤 >市川さん感想 --北村
- いやこれは殺チュー剤というシャレかと。チューチュー。--野郎海松
- や、もし「殺チュー剤」と書かれているなら自分も洒落だと解しますが、「殺鼠剤」という言葉が一般的な言葉として在る以上、普通に読むのが妥当と思いました。逆にこの表記で「さっちゅーざい」と読もうとするのは穿ち過ぎかと。--北村
- 読み方は自由ですが一応「殺鼠剤」は「さっそざい」です。ドラの道具に殺チュー剤があったかどうかは記憶が無く、彼は気絶するか、「地球破壊ばくだん」を取り出していた気がします。--川野
#22 エンドレス(神差計一郎)
#23 波(ゆう)
#24 茅の輪くぐり(朽木花織)
#25 恋人(海坂他人)
#26 少年(真央りりこ)
#27 遠雷(市川)
#28 愛を。自由を。(るるるぶ☆どっぐちゃん)
#29 あの日のバスはもうこない(曠野反次郎)
感想リンク