この文書ではメガミンクスの OLL を 2 Look で解決するための手順を紹介しています。手順の多くは 3x3 キューブの OLL でも使われているもの、或いはそれを応用したものであり、手順の習得自体はそんなに難しくはないと思います。メガミンクス初心者であり一度に覚えるのが難しいという方には、まずはエッジ手順とコーナーの 3CO, 2CO 手順を覚え、ソルブに慣れるに従い 4CO, 5CO の手順も少しずつ取り入れていくとよいかと思います。
まずはエッジの向きを揃え、次にコーナーの向きを揃えていきます。エッジの向きを揃えるための手順は以下となります。
※Image の欄には twisty player を埋め込んでおり、実際に手順の動きを再生することができます。
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OLL 45 の手順 |
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OLL 44 の手順 |
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上2つは、3x3 でも 6手OLL として知られるおなじみの手順ですね。この2つがあればエッジOLLを解決することができます。
3番目の正しい向きのエッジが1つだけの状態は、例えば (F U R U' R' F) U (F R U R' U' F') のように2つの手順を使って揃えることができますが、一度に揃える手順も記載しました。ただし上級者は S2L の時点でこの状態を回避(ドット回避)していると思います。
次にコーナーの向きを揃えていきます。揃っていないコーナーの数ごとに分類して紹介していきます。
手順として馴染み深いと思われる 3CO の手順をまずは記載します。
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表sune |
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裏sune |
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表anti-sune |
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裏anti-sune |
上2つは、いわゆる sune (OLL 27)と呼ばれる手順、および sune を逆方向(反時計回り方向)に回す前後対称の手順となります。形も同じ向きに捻られたコーナーが3つ隣接していて分かりやすいですね。
手順の回転記号について、メガミンクスは U2 (時計回り) と U2' (反時計回り) が異なる回転となることにご注意ください。
下2つは、anit-sune (OLL 26)、およびその前後対称の手順となります。こちらも U2, U2' の区別にご注意ください。最初のうちは開始面がやや分かりにくいですが、1つだけ離れたコーナーを右側に、かつそのコーナーのU面色をR面の向きに合わせたところが開始位置となります。
これらの手順のように、メガミンクスではそれぞれ前後対称な2つの手順を使うことが多いですが、それぞれの状態が変わるパーツの位置は、左奥のコーナー頂点とR面エッジ中央を結ぶ斜めの線に対して対称 となります。このことを意識すると開始面も理解しやすくなると思います。
メガミンクス初心者のうちは、取り敢えず sune を適当に回してみて揃っていないコーナーの数を減らしてから、自分が知っている状態の手順を適用するという解き方を行うことも多いと思います。まずは 3CO, 2CO の手順を覚え、慣れたら 4CO, 5CO と手順を増やしていくとよいでしょう。
次に 2CO の手順を挙げていきます。ここからメガミンクス特有の手順も出てきますが、手順のしくみ自体はそんなに難しいものではないと思います。
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4COに類似手順あり。(先に U2' する方) |
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Fセットアップ + 表anti-sune |
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別解: (U') R' U2' R U' R' U2 R |
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Fセットアップ + 表sune |
1つめはまさにメガミンクス特有の手順ですが、仕組みとしては「sune のように取り出したF2Lスロットをさらに一歩奥まで進めて戻す」という感じであり、理解しやすいかと思います。なお後ほど 4CO のところでこれと似た手順が出てきます。こちらは「先に U2' で戻す方」となります。
2つ目は F, anti-sune, F' という手順なのでとても分かりやすいと思います。
3つ目は、これもメガミンクス特有の U2' を多用した手順ですが、左手人差し指プッシュ U2' を使うことでとても速く回すことができます。(なお筆者は別解(R' から始める)の手順を使ってます)
4つ目は、2つ目と対になるような F, sune, F' の手順となります。こちらも分かりやすいですね。
4CO は6ケースと数が多くなりますが、実際はこちらにも 3x3 と同様の手順が使われたりしており、覚えるのはそれほど苦ではないと思います。
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doble sune OLL 21 (H case) 横向き |
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doble anti-sune OLL 21 (H case) 縦向き |
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2COに類似手順あり(後に U2' する方) |
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OLL 22 (Pi case) 表方向から |
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OLL 22 (Pi case) 裏方向から |
1つ目、2つ目は それぞれ doble sune と double anti-sune、つまり「sune や anti-sune を2つ繋げて間にキャンセルが入った手順」となります。 3x3 キューブにおいては OLL 21 (H case) が横向きの場合の手順、および縦向きの場合の手順として使われます。
3つ目は、2CO の時に出てきた「sune をさらに奥まで進めて戻す手順」に似た手順です。こちらは「後に U2' で戻す方」です。
4つ目はメガミンクス特有の手順ですが、U2', U2 が連続するのでとても回し易いと思います。こちらも U2', U2 は左人差し指、右人差し指プッシュで回していきましょう。
5つ目、6つ目は、3x3 の OLL 22 (Pi case) に該当する手順となります。既に通常の手順(表方向)を知っていれば、裏方向の手順を覚えるのもそう難しくはないでしょう。ヘッドライトではない方の2コーナー(バー的な形)がR面上にあるところが開始面となります。
5CO は一見形が分かりにくく手順も独特ですが、一度に揃えられるようになって損はないと思います。あと2ケースなのでついでに覚えてしまいましょう。
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コーナー4つは時計回りの向き。 反時計回り向きコーナーを左手前。 |
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コーナー4つは反時計回りの向き。 時計回り向きコーナーを左手前。 |
裏側のスロットを出し入れする上記手順が回し易いのでおすすめだと思います。
5CO はどちらも「4つのコーナーが同じ向き、1つだけ逆向き」という形になっており、その逆向きの1コーナーが左手前にある状態が開始位置となります。(または取り敢えずヘッドライトを手前に持ってきて、反時計回りの向きが多かったら U して始めるなど)
手順は互いに逆手順となっているので、2つまとめて覚えられると思います。
「コーナーは揃っているけどエッジ反転が残っている」というケースについて、こちらも 3x3 OLL 手順の応用で揃えることができて分かりやすいので、ついでに覚えておきましょう
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Lセットアップ + OLL 33 OLL 57 に類似 |
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Lセットアップ + OLL 37 OLL 28 に類似 |
それぞれ、「L, 8手OLL, L'」という手順となっています。
OLL の形としてはそれぞれ 3x3 の OLL 57, OLL 28 に似ており、これらは 3x3 ではM列を回す手順が用いられますが、メガミンクスではM列の代わりにL面を回しているととらえることもできます。